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みなみ整骨院


症例【右足首靱帯損傷】

こんにちは。
みなみ整骨院院長の妻です。

先日、ママさんバレーで他の選手の足を着地時に踏んでしまい、右足首の靭帯を痛めてしまいました。
今まで、ケガらしいケガをしたことがなく、骨折も肉離れも、切り傷で縫ったりしたこともなかったので、人生で一番大きなケガとなりました。
普段、身体を痛めた患者様を受付をしながら見てきていますが、靭帯を痛めるとこんなにも痛いのかと気持ちが良く分かりました。

ケガの内容


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着地時に右足の小指を軸に真横ではなく少し縦にねじってしまい、その瞬間ミシミシミシ~~!!!っと3回ほど音が聞こえその場に倒れてしまいました。
足の甲の上が激痛で立ち上がることも出来ませんでした。
嫌な音とあまりの痛さに下手したら骨折かもな~とよぎりました。
しかし、以前に主人から『ケガしてからあんまり早いとレントゲンで骨折が映りにくい場合がある』と聞いていたことがあったので、焦ってすぐに病院には行かず、まずはひたすらアイシングして動かさないように固定をしました。
ケガから4時間後くらいに病院で診察を受けました。
診察の結果は前脛腓(けいひ)靭帯断裂と言われました。
普通の捻挫では前距腓靭帯というくるぶし付近の靭帯をやることが多いかと思いますが、縦にねじってしまったので前脛腓靭帯を損傷してしまったようです。

先生の話では『脛腓靭帯を痛めると厄介だ、手術になるかもしれない、ひとまずギブスで1ヶ月固定しましょう』と判断されました。

ですが、ギブスにされると緩消法や超音波の治療ができなくなってしまうので、何とか取り外し可能な固定具にしてもらいました。
その時点では固定具をしても痛みで荷重が出来ず、足首がガクガク緩い感覚もあり足を着けない状態でした。

その後の治療内容


その日の夜、主人に状況を話し、診てもらいました。
一番痛む場所を聞かれました。
右足に荷重すると、なぜか伸ばした外側ではなく内側のくるぶしに鋭い痛みが走り、歩けませんでした。
『そこは捻った時の亜脱臼で筋肉が固まっただけだ。傷はさわれないけど内側なら緩消法が出来る』とのことで、内側に緩消法を施してもらいました。

するとほんの10分ほどでガチガチに突っ張っていた箇所が柔らかくなっていく実感と共に10の痛みが4くらいになり、不思議なくらい歩けるようになりました。
ですが、数歩歩くとまた痛みが戻りました。

翌日また10分ほど内側くるぶしに緩消法をして超音波で損傷部の治療をして酸素カプセルに入りました。
その日の夜にもう1度10分ほど内側に緩消法をしてもらうと、痛みはほぼなくなり、だいぶ歩けるようになりました。
ケガから3日目には固定具を装着しながらも松葉杖なしで歩けるようになり、周りも驚いていました。
自分でも痛みがほとんどないことに驚きました。

それからは毎日のように緩消法と超音波の治療をして1週間後にまた整形外科の方に行きました。
そのころにはもうある程度歩けるようになり、荷重もできるようになったので、お医者さんも驚いていました。
最初はレントゲン所見から断裂と言われていましたが、治りが早いので、損傷だね、と診断も変わりました。
まだしばらくは固定具を装着しなければならないものの、軽いトレーニングならしていいと言われました。

今現在はまだ超音波の治療を続けながら固定具の装着で固まった筋肉を緩消法で緩めていく治療を行っています。


痛みは筋肉(神経)の圧迫が原因??


自分がケガしてみて、不思議に感じたことがあります。
最初にミシミシ~といった足の甲の痛みよりも、内側が痛かったことです。
なんで傷口よりそっちが痛いの??と・・・

日ごろ主人が、痛みの原因は筋肉が硬いからだ。と耳にタコが出来るくらい言っていますが、ようやく納得してしまいました。
固まった筋肉の神経圧迫こそ痛みの原因なんだな~と自分の身体で感じました。
傷自体の痛みはたぶんそこまで痛みを出してはいないんだと思います。
そして、たぶん骨折も同じなんじゃないかな~と思いました。
骨が折れた場所が痛いのではなく、内出血(腫れ)などで筋肉を圧迫していたり、衝撃で瞬時に固まった筋肉が痛みの原因だと思います。
なのでおそらく骨が折れていたとしてもその周りの神経の圧迫が取れれば痛みは激減すると思います。
動けないほどの痛みは筋肉のせいだと実感しました。


応急処置の大切さ

内出血と筋肉の固まりを取れば無敵!!

まずは、私がケガした際に、周りにいたチームメイトと相手校の方々に本当に感謝しています。
迅速に的確に応急処置をしてくれました。
本当にそのおかげでかなり早い回復をすることが出来たと思います。

日頃からケガした際にはいかに内出血(腫れ)を作らないかがカギだと患者さんをみていても思います。

私はケガした瞬間に、ひたすらその痛い箇所を圧迫して止血しました。
その間に周りのチームメイトや相手校の方々がヒヤロンや氷をもってきて下さり、すぐにアイシングして固定をしました。
まずはそのまま20分ほど心臓より高い位置に上げながらしっかり冷やし、恐る恐る患部を診ると、腫れがかなり最小限に抑えられてました。
3回音が聞こえたのでだいぶ広範囲に切れていたはずですが、周りの方々の知恵にも助けられて、かなり優秀な出血量だったと思います。
その後も翌日までちょこちょこアイシングを繰り返しました。

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打撲でも肉離れでも痛めた瞬間は中で激しく出血が起こっています。
これをいち早く、圧迫でもアイシングでもしっかりと止血して内出血を最小限に抑えると筋肉や神経の圧迫を軽減できます。
あとは周辺の固まった筋肉さえ柔らかくすれば、かなり痛みが軽減され、より早く日常生活を送れるようになります。

傷自体は少しは痛みますが、我慢できないほどではありません。

最後に

私も2児の母なので、買い物も行けない、保育園の送迎も出来ない・・・では本当に困ってしまうところでしたし、周りに迷惑をかけるところでした。
ほとんど動けなかったのは丸2日ほどだったので、本当に助かりましたし、初めて(?)ようやく(?)緩消法のすごさも感じました。
内側の鋭い痛みは通常であれば1週間以上は取れない痛みだったと思います。
世に広まっていないこととかは、私も半信半疑で、主人が学んでくる新しい治療法にはいつも疑念の目を向けています。(笑)
自分が理論上納得いかないと信じないタイプですが、緩消法は理論もあり、身体の仕組とも納得いく点が多く、今回の実体験でもすごい治療法だなと感じました。
何より他の治療法とは違い、組織を傷つけることなく良くしていくので、悪くなる可能性が皆無です。
ケガしていてより酷くなったら嫌ですが、その点は安心して治療を受けることが出来ました。
同じようにケガや慢性痛で動けないくらいの痛みがある方が筋肉が原因な事がほとんどだと思うので、ご興味あれば試してみてもらえればと思います。





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